月刊IKKI休刊。
漫画は純然たるコミックス派なので雑誌の休刊についてはいまいちピンと来なかったが、自宅の本棚を見返してみると思いがけなくIKKIコミックスが多くて知らず知らずお世話になっていたようだった。
雑誌に関わっていた方にはお疲れ様とお礼を言いたい。
表題の『ワイルドマウンテン』は数年前までIKKIで連載されていた作品で、僕のもっとも気に入っている漫画のひとつだ。
作者の本秀康さんはイラストレーターとして活躍していた方で、その独特なタッチは漫画でもどこかほのぼのとした世界観に発揮されている。まあ、表紙を見てみれば一見して雰囲気が分かるかと。
ただ、絵柄に反して登場人物の発言に毒があったりするのだけど。
内容は、元地球防衛軍の隊長・菅 菅彦が、心機一転、中野区ワイルドマウンテン町の町長として日夜奮起する様子を描いたもの。一話完結モノの日常系漫画ではなく、例えば菅彦がなぜ地球防衛軍を退職することになったのかなど、徐々にバックグラウンドが明かされながら物語が発展していく構成になっている。
全八巻で、1~5巻が菅彦の町長としての奮闘記&二人の女の中で揺れ動く話。6~7巻
は突如宇宙人が襲来する話。で、8巻がなんといえば良いのか…とにかく怒涛の展開。
8巻を書きたいがために残りの巻を書いたようにも思え、それまでに散りばめられた要素がクライマックスに向けて収斂されていく。
ギャグでもシリアスでも一貫してほのぼのと描かれているからなのか、読み終わった後の奇妙な浮遊感がたまらない。文字ではなかなかうまく書き表せないので、実際に読んでもらうのが一番早い。
そりゃそうと、職場で菅彦に名前と雰囲気が似ている先輩がいるので、菅隊長(笑)と呼んでいる。
漫画は純然たるコミックス派なので雑誌の休刊についてはいまいちピンと来なかったが、自宅の本棚を見返してみると思いがけなくIKKIコミックスが多くて知らず知らずお世話になっていたようだった。
雑誌に関わっていた方にはお疲れ様とお礼を言いたい。
表題の『ワイルドマウンテン』は数年前までIKKIで連載されていた作品で、僕のもっとも気に入っている漫画のひとつだ。
作者の本秀康さんはイラストレーターとして活躍していた方で、その独特なタッチは漫画でもどこかほのぼのとした世界観に発揮されている。まあ、表紙を見てみれば一見して雰囲気が分かるかと。
ただ、絵柄に反して登場人物の発言に毒があったりするのだけど。
内容は、元地球防衛軍の隊長・菅 菅彦が、心機一転、中野区ワイルドマウンテン町の町長として日夜奮起する様子を描いたもの。一話完結モノの日常系漫画ではなく、例えば菅彦がなぜ地球防衛軍を退職することになったのかなど、徐々にバックグラウンドが明かされながら物語が発展していく構成になっている。
全八巻で、1~5巻が菅彦の町長としての奮闘記&二人の女の中で揺れ動く話。6~7巻
は突如宇宙人が襲来する話。で、8巻がなんといえば良いのか…とにかく怒涛の展開。
8巻を書きたいがために残りの巻を書いたようにも思え、それまでに散りばめられた要素がクライマックスに向けて収斂されていく。
ギャグでもシリアスでも一貫してほのぼのと描かれているからなのか、読み終わった後の奇妙な浮遊感がたまらない。文字ではなかなかうまく書き表せないので、実際に読んでもらうのが一番早い。
そりゃそうと、職場で菅彦に名前と雰囲気が似ている先輩がいるので、菅隊長(笑)と呼んでいる。
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